菅野吉男さん
10月19日(月)10時から放送の「宗谷ほっとライン」では、先週に続き「菅野吉男さん」のお話をお送りします。
菅野さんは現在91歳。
(先週のお話では、戸籍の出生届けが1年遅れたそうですが‥)
単身で15歳の時に東北から北海道猿払村に移住されました。
移動の際、船の中で読んだ雑誌から、前年の昭和14年に「ソ連船インディギルカ号」が鬼志別沖で遭難した事を知り、又、働き始めた工場付近では、海岸に打ち上げられた遺体も見たそうです。
少年時代に目にしたその光景は、今でも脳裏に焼き付いているとおっしゃっていました。お察し申し上げます。
その様な事から菅野さんは数年後、遭難者慰霊碑を建立したい‥と職業訓練所に通い始め、その事が新聞記事にも取り上げられました。菅野さんの『私のスクラップ』に記事の切り抜きが張られています。
『私のスクラップ』には、菅野さんの様々なご活躍がたくさん詰まっています。
その中の一つに猿払村公園にある「乳牛感謝の碑」の建立があります。
菅野さんは、この碑の建立にも携わり、その後40年間に渡り補修や清掃などの奉仕活動もされて来られました。
また、自分でご商売をされていた時には不眠不休でお仕事をされていたお話も伺わせていただき、そのバイタリティには絶句し、菅野さんの凄さを痛感しました。
12日(月)放送の宗谷ほっとライン(再放送15日)では、ここまでのお話を放送させていただきました。
19日(月)は、その続きです。是非、お聴き下さい。
菅野さんは、とっても楽しいおじいちゃんです。
時間の関係上、その全てを放送できないのが残念です‥
家の中もユニークで、動いていない時計が4個掛けてありました。
それぞれが、自分の約束時間を示しているのだそうです。
今回のお話は、菅野さんの人生のほんの一部なのでしょうが‥
お話を伺い、勉強させていただきました。
本当にありがとうございました!!
「宗谷ほっとライン」
月曜日10:00~10:30/再放送 木曜日14:00~14:30
この記事を書いた人
中山アスカ
生粋の稚内人、中山アスカです。毎日を楽しく過ごす!をモットーに、強く明るく逞しく毎日を過ごしています。
番組を通してたくさんの方と「楽しい時間」を共有できたら嬉しいです!番組へのご参加、お待ちしています☆